在宅診療について

在宅診療(訪問診療・往診)

通常の医療は、患者さんが病院や診療所へ受診します。在宅診療はその逆で、医師、看護師が患者さんの自宅へ赴き、診療を行います。
昔の往診と異なるのは、風邪をひいたから診療にいくというのではなく、定期的にかつ計画的に訪問をして診療をすることです。多くの場合は、月2回〜4回(場合により月1回)の訪問が基本となります。もちろん、具合が悪くなったときは、夜中でも診療に向かいますし、連日でも訪問をして診療をします。
訪問診療は、医師と看護師(訪問看護ステーション)だけでなく、ケアマネジャー、介護福祉士(ヘルパー)、薬剤師、リハビリテーション職(理学療法士・言語聴覚士・作業療法士)など多くの職種の人たちが療養するご本人、ご家族を支えていきます。在宅医療は、地域におけるチーム医療です。

在宅療養支援診療所

当院は、強化型在宅療養支援診療所です。末期癌の方など、密なケアが必要な方に対し、訪問看護ステーションなどと連携し、24時間対応で診療を行っております。
当院は、進行癌の方をよくみているため癌専門の在宅療養支援診療所と想われておりますが、癌以外の疾患でも多数対応をしております。
当院は、通常は断られてしまうようなケアの難しい状態の方でも、家に居たいという気持ちがあれば、全面的にバックアップを致します。お気軽にご相談ください。
ご相談のある方は、在宅医療を希望したいということを
1)入院中の方は、担当医、担当看護師、医療相談室などにご相談してください。
2)通院中の方は、担当医、医療相談室などにご相談してください。
3)介護認定を受けている方は、ケアマネジャーにもご相談いただけます。
※在宅医療を始めたから、病院への通院や入院ができなくなることはありません。
※通院をしながら、訪問診療を平行して行うこともできます。
相談のお電話は、医療福祉相談室まで、電話:045-914-4101(担当 河野)

 

在宅診療で使用している問診票です。在宅診療のご相談の方はこちらも記載をお願い致します。

在宅診療申込書→在宅 受診申込書.pdf
在宅診療問診票在宅 問診票.pdf